アレルギー性鼻炎のレーザー手術
炭酸ガスレーザーという医療用のレーザー光線を用いて、鼻の粘膜の表層を変性させ、アレルギー性鼻炎症状を起こしにくくする手術です。日帰りの手術で、とくに鼻づまりの症状が強い方にお勧めします。
手術の詳細について
手術時間は10分程度で、手術前後の処置も含めて、30~40分です。
- 鼻の中に麻酔のガーゼを挿入し、約20分間挿入したままにします。
- 両側の鼻粘膜の一部の表層を、レーザー光線で変性させます。
- 異常がないことを確認して、終了です。
術後の経過について
手術当日は、鼻汁に血液が混じることがあります。
術後一時的に鼻粘膜が腫脹し、鼻づまりと鼻汁がひどくなる時期があります。手術当日と翌日にとくに症状が強くなりますが、徐々に改善して、数日で症状は落ち着きます。,br>
術後2週間すると、手術前より鼻の通りはよくなります。